予防接種は打たれていますか?

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ワンちゃん、ネコちゃんの予防接種について

ワンちゃん

狂犬病

法律で定められており、生後91日以上の犬を飼い始めて30日以内に接種しなければなりません。その後も年1回の追加接種が必要です。

日本には狂犬病がないからと思われるかもしれませんが、世界中では毎年何万人もの人間が狂犬病で亡くなっています。人も犬もいったん発病すれば100%死亡します。海外からいつ入ってくるかわかりません。必ず受けましょう。

混合ワクチン

今、日本では2−10種まで多くのワクチンがあります。

これらのワクチンは、ある種の病気に対して感染しにくくしたり、感染しても症状が軽く済むというものです。

当院では、ワンちゃんの環境に応じて必要なワクチンが異なると考えており、飼い主様にご説明し、選択していただいております。

6種または8・10種をご準備しております。
最近の病気の発生具合から考えますと最低6種混合ワクチンは接種していただくことをお勧めします。

初年度以降の追加接種は、年1回をお勧めします。 詳しくはスタッフにお尋ね下さい。

ネコちゃん

混合ワクチン

3・4種のワクチンがあります。
これらのワクチンは、ある種の病気に対して感染しにくくしたり、 感染しても症状が軽く済むというものです。

当院では生活環境に応じて、3、4種をお勧めしています。

来院される患者様の様子から考えますと、室内で他のネコちゃんと の接触がない子は3種、他の子との接触がある場合には、ネコ白血病ウイルスを含むものをお勧めします。  

猫白血病は発症すると3年しか生きられないといわれる怖い病気です。
猫白血病ワクチンは、初回に白血病に感染していないという検査が必要になります。

 

どのワクチンも初年度以降は、年1回の追加接種をお勧めします。

残念ながら、ネコ伝染性腹膜炎ウイルス にはワクチンがありません。

詳しくはスタッフまでお尋ねください。

 

ワクチンの欠点

  • 非常に稀ですがアナフィラキシーショックの可能性があります。
  • 稀に軽度のアレルギー反応(顔が腫れる、発熱、嘔吐、下痢、食欲減退など)が現れる場合があります。
  • 費用がかかります。(詳しくはお問い合わせください)