ジステンパーウイルス感染症

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感染後4〜6日で発症。伝染性・死亡率ともに高め。

ジステンパーウイルス感染症

イヌジステンパーウイルスが原因で飛沫感染(犬のくしゃみなど)、間接感染 (感染している犬の使用した食器など)、直接感染(直接感染している犬に触れる)の3つの感染経路があります。伝染性・死亡率ともに高い病気で、感染後4〜6日で発症します。

発熱、食欲不振、結膜炎、元気がなくなるなどの症状が現れた後、嘔吐、下痢、咳、くしゃみなどの、消化器と呼吸器の症状が出現します。さらに進行するとウイルスは脳にまで達し、てんかん、筋肉の痙攣、下半身の麻痺といった神経症状が現れます。

ワクチンの接種が有効です。

母犬の移行抗体が消失する時期(生後2~3カ月)にワクチン接種を行います。